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Mizuno

WAVE RIDER 30

4.1/ 5 性能点(デイリー) 5.0/ 5 コスパ点
価格
¥18,700
重量
265g
オフセット
34.5/42.5
用途
万能デイリートレーナー(キロ4:30〜6:30)
ミッドソール
MIZUNO ENERZY NXT
Mizuno WAVE RIDER 30 の商品画像

ホストレビュー

DAILY|デイリートレーナー

30代目で、別の靴になった。

「硬くて真面目なミズノの定番」はもう過去の話だ。ウエーブライダー 30はドロップを12mmから8mmへ、スタックを42.5mmへ変え、ほぼ別の靴になった。1足でジョグからビルドアップまで回すなら、デイリー3足の中で最も守備範囲が広い。

42.5mmかかとのスタック
800km+想定寿命
約23円1kmあたりの費用

結論

向く人

1足で幅広いペースを走りたい人。長時間のLSDをやる人。長持ちする靴がほしい人。

向かない人

従来の硬い接地感が好きだったライダーファン。軽さ最優先の人。

スペック

価格¥18,700(限定色¥19,800/$150)
重量約265g(27.0cm)
スタックかかと42.5mm/前足部34.5mm
ドロップ8mm(従来12mm)
ミッドソールMIZUNO ENERZY NXT(超臨界TPU系の上層+EVA系の下層)
プレートフルレングス WAVEプレート(樹脂製)
発売2026年8月21日(限定色は6月16日)

スペックから読む

靴底の全体
靴底の全体
WAVEプレートの形状と配置
WAVEプレートの形状と配置

42.5mmなのにグラつかない理由

普通、これだけ厚くすれば不安定になる。それを抑えているのが2点だ。中足部を約14mm、後足部を約4mm広げた土台と、歴代で初めて前足部まで伸ばしたフルレングスの樹脂プレート。厚さで衝撃を吸い、幅とプレートでブレを止める。カーボンではなく樹脂なので、レース靴のような強い推進ではなく、「芯」を作る役割と読むのが正しい。

12mm→8mmで変わること

ドロップ(かかとと前足部の高低差)が4mm減った。かかとから落ちる従来の走りより、足裏全体で受ける感覚に近づく。長年ライダーを履いてきた人は、ふくらはぎやアキレス腱に普段と違う張りが出ないか、最初の数回は距離を抑えて確認したい。

数字で見た変化

クッション性は+17%、反発性は+19%と報告されている。上層の超臨界TPU系の柔らかさと、下層EVAの支えを組み合わせたバランス型で、弾力全振りのノヴァブラスト 6、減衰重視のゴースト 18のちょうど中間にいる。

数字で見る

力を発揮するペース帯(キロあたり)

ノヴァブラスト 6
4:30〜5:30
ウエーブライダー 30
4:30〜6:30
ゴースト 18
5:00〜6:30

バーの左端がキロ4:00、右端がキロ7:00。

1kmあたりの費用(定価÷想定寿命)

シエロ X1 3.0
110円
アディオス プロ5
85円
エンドルフィン プロ5
75円
ゴースト 18
28円
ノヴァブラスト 6
25円
ウエーブライダー 30
23円

寿命データのある6足で試算した概算。シエロとアディオスは350km、プロ5は500km、デイリーは想定寿命の中間値(ライダーは800km)で計算。

ライバル比較

ウエーブライダー 30ノヴァブラスト 6ゴースト 18
価格¥18,700¥17,600¥19,800
重量約265g(27.0cm)約253g(US9)290g(27.0cm)
スタック42.5/34.5mm41.5/33.5mm36/26mm
適正ペースキロ4:30〜6:30キロ4:30〜5:30キロ5:00〜6:30
想定寿命800km以上約600〜800km約640〜800km以上

価格も重量も3足の真ん中で、ペース幅と寿命はトップ。突出した長所を持たない代わりに、弱点が少ない。1足だけ買うなら数字上はこの靴が最も堅い。

走りの評価

往年の硬い接地感が一新され、豊かなクッションと高反発を備えた現代的な厚底に変わったと評価されている。足入れは歴代で最も容積が広く、厚手のタンとカラーパッドのおかげで、長時間のLSDでも局所的な圧迫が出にくい。

弱点

パタつきDoctors of Runningから、かかとから前足部へ移る時に、スプーン状プレートに起因するわずかな「パタつき」を感じる場合があるとの指摘。全員に出るものではないが、試走できるなら確認したい。
別物になった旧作の感触を求めて買うと裏切られる。
レース向きではない265gあり、スピード靴の代わりにはならない。

会社員ランナーの使いどころ

耐摩耗X10ラバーと下層EVAでミッドソールを守り、800km以上の使用に耐えるとされる。1kmあたり約23円(¥18,700÷800km)で、寿命のデータがあるモデルで最も安い。靴に何度もお金をかけられない人には、この数字が大きい。

平日のジョグから週末のロング、たまのビルドアップまで、これ1足で回せる。レース靴を足すなら、組み合わせはエンドルフィン プロ5。ワイドで安定したレース靴と、脚を守るこの靴の組み合わせは、サブ3.5〜4の構成として無理がない。

まとめ

30代目で最も大きく変わった。最も広いペース幅と最も長い寿命、そして最も低い距離単価。突出しない代わりに外しにくい。デイリーの1足を選ぶなら、まずここから検討すればいい。

※本記事はメーカー公表値と国内外のレビューをもとにした分析です。1kmあたりの費用は想定寿命からの概算です。

ホスト評価(レーダー)

みんなの平均評価

ホストによる評価

項目 スコア コメント
クッション性 ★ ★ ★ ★ ★ 4.5 42.5mmスタックと超臨界TPU系の上層.
安定性 ★ ★ ★ ★ ☆ 3.5 幅広土台とフルレングスプレートでブレを抑える.
軽さ ★ ★ ★ ☆ ☆ 2.5 27.0cmで約265g.
コスパ ★ ★ ★ ★ ★ 5.0 約23円/kmで寿命データのあるモデルでは最安.
履き心地 ★ ★ ★ ★ ★ 4.5 歴代最大の容積で圧迫が出にくい.
デザイン ★ ★ ★ ☆ ☆ 3.0 公開データが少なく暫定評価.
通気性 ★ ★ ★ ★ ☆ 4.0 RunRepeatの評価値.
スピード性能 ★ ★ ☆ ☆ ☆ 2.0 ビルドアップまで対応.レース向きではない.
グリップ ★ ★ ★ ★ ★ 4.5 グリップのラボデータなしの暫定評価.
耐久性 ★ ★ ★ ★ ★ 5.0 800km以上.X10ラバーで保護.

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クッション性
安定性
軽さ
コスパ
履き心地
デザイン
通気性
スピード性能
グリップ
耐久性

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